上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ダッカの交通

ダッカのここ数年の人口増加率は、アジア一とも世界一とも言われています。
現在人口約1400万人。
東京都の人口より多い。

年々増え続ける人口に対して、道路整備は追いつかず(というか、していない)、メインの通りは常に交通渋滞。

しかし、渋滞の原因は、絶対的な車の数の増加のみならず、交通規則を守らないこととマナーの悪さにあるようです。

まず、交差点でも信号は守らない車が多い。

車線はあるのか無いのか分からない状態。

日本と同じく左側通行なのだけど、右折車が内回りしてこっちの車線に突っ込んでくることもしばしば。

なので、しょっちゅうヒヤッとします。

右に行く車や左に行く車が我先にとひしめくそのわずかな隙をめがけて、ベビータクシーと呼ばれるオート三輪やリキシャ(人力車の自転車版)が割り込む。
自動車、オート三輪、リキシャが三つ巴になって身動きが取れなくなっているそのわずかな間をぬって人が歩いていく。

ダッカの交通2

見ていると、少しの隙間でもあろうものなら、とにかく前へ前へ進もうとするその根性。

「お互い譲り合って」なんて言葉はこの国にはありません。

一台一台順番に「譲り合って」行けばスムーズに流れるものを、みんなが一斉に前に行こうとするから詰まるんじゃないか!!
今ほんのちょっと待つことで、最終的には早く進むというのに、どうしてそれが分からないんだ!

と、叫ぶことしばしば(もちろん車の中で)。

例えば、こんなことがありました。
うちの車がとある店の前に駐車しようと左ウインカーを出しました。
そんなことは周りの特にオート三輪やリキシャはお構いなしなので、左側からどんどんこっちの車線に割り込んでくる。
車はオート三輪の鼻面が邪魔になって駐車できない。
うちの運転手がそのオート三輪の運転手やに「下がれ」と合図。
しかし、下がらない。
その間、われわれの後ろには渋滞ができている訳ですね。
そしてクラクションが鳴り響く。
しばしにらめっこ状態を続けていると、その場にいるいろんな人が口々に意見を言い出す。
どうやらオート三輪の運転手にバックしろと言っているらしい。
ようやく、そのオート三輪はしぶしぶバックさせました。
その間5分から10分。
なんと無駄な時間ではないか?
まあ、オート三輪もリキシャも、車のようにバックできないので、降りて手で押してバックさせないといけない。
だから、バックしたくないのは分かるよ。
でも、それなら突っ込んでくるな!と言いたい。

こういうことがあちらこちらで起こっているので、渋滞が発生しない方がおかしい。

とにかくダッカ市内に交通ルールは無いかのよう。

いや、一つは確実にありますね。
それは、「大きい物が勝つ」です。

大きいモン勝ち、クラクション鳴らしたモン勝ち、突っ込んだモン勝ち。

とにかく皆が我先に前に行くので、当然大きい車が勝つ。
うちのなんて中古のカローラなので、バスなんかに幅寄せされた日にゃあ生きた心地はしません。
かと言って、遠慮ばっかりしていたのでは目的地に着かないので、その辺の駆け引きが必要。
まあ、うちの運転手さんはベテランなので、その辺はうまくやっているようですが…。

唯一の慰めは、常に渋滞していてスピードが出ていないので、たとえ事故が起こっていも大事故にならないってこと。
先日もゴツンとやられました。

大きな車が勝つっていうあたり、どうもこの国の社会性を象徴しているような気がします。
それについては、またいつか。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kinakowanderer.blog91.fc2.com/tb.php/9-b39e8d54
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。