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久しぶりにジュネーブのオペラ座グラン・テアトル(Grand Théâtre)でオペラを観てきました。

観たのは、リヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」。


エレクトラ01


去年にもグラン・テアトルでシュトラウスのオペラ「サロメ」を観ました。
(その時の記事はこちら。)

「サロメ」も退廃と狂気のかなり刺激的なオペラでしたが、
「エレクトラ」もまた流血ものの激しいオペラでした~

「サロメ」の時と違って、今回はかなり上の階の席から観ていたので、
舞台が遠く、血生臭さを間近で感じることはなかったのですが、
オペラグラスから覗くシーンには、首筋を割かれて血を流す死体や、
白いシャツが血まみれになった人々が出てきたりして、ぎょっとさせられたのでした


エレクトラ02
(グラン・テアトルのサイトより借用)


「エレクトラ」は、リヒャルト・シュトラウス作曲のドイツオペラ。
あらすじについては、こちらのサイトが分かり易いと思います。


休憩なしの一幕で、上演時間は1時間50分と短いです。
が、主役のエレクトラはほとんど出ずっぱりで、しかもずっと歌いっぱなし

このあたり、「サロメ」と同じパターンですね。

かなり歌唱力&体力のいる、オペラの中でも最もキツイ役の1つでしょう。


本来は古代ギリシャが舞台ですが、
グラン・テアトルでは、現代風にアレンジされています。

舞台はいたってシンプル。
4階建てぐらいの建物が真ん中で回転しています。

カメラを持っていかなかったので、カーテンコールの写真もないのですが、
グラン・テアトルのサイトからお借りした写真で雰囲気だけどうぞ。

エレクトラ03 エレクトラ04 エレクトラ05


一幕ものなので、舞台は回転するだけで変わらないのですが、
回転するたびに、死体が転がっていたり、
バケツ(?)を頭にかぶった人が窓から覗いていたり、
ちょっと理解不能な演出もありました

そして、最後の最後に、建物の一部が崩壊するのが(↑写真右)象徴的。


主役のエレクトラは、お腹の底から絞り出すような声で、迫力満点。
ずっと歌い続けてもその迫力が衰えなかったのはさすが。

妹のクリソテミス役はスウェーデン人のソプラノ歌手。
それに興味が湧いて、観に行くことにしたっていうのもあります。
同じソプラノでも、エレクトラ役よりももう少し澄んだ声で、
平凡な女性の幸せを願う妹役にぴったり。


歌い続けるエレクトラも大変だけど、観る方も実はかなり大変でした

他のオペラは、短いフレーズの掛け合いや、
1人で歌うアリアでも、同じ歌詞が繰り返し出てくることも多くて、
字幕を読むのもそれほど大変ではないのですが、

「エレクトラ」は、一人で歌い続けている上に、歌詞が長い。
一度に2行ぎっしりの字幕が次から次へと流れて、読むのに必死。
一生懸命字幕を読んでいると舞台が見られないし、
舞台を堪能していると、歌の内容について行けない~

音楽も、復讐劇だけあって、不協和音が多くて疲れます~


こちらで、少しですがクリップが見られます。
http://www.geneveopera.ch/fr/spectacle/4445/elektra/


やっぱり私は、同じ悲劇でも、恋愛劇の多いイタリアオペラの方が好きだな~




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