上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ジュネーブ国際音楽コンクール01


10月29日から11月12日まで、2週間にわたって、
ジュネーブ国際音楽コンクールが開催されていました。


このコンクールは1939年からほぼ毎年開催されているクラシックのコンクールです。
今年は声楽と打楽器の2部門。

最終日の12日金曜日の夜、声楽のファイナルを聴きに行きました。

35名が参加したコンクールも、ファイナルに残ったのは6名。
元々韓国人の参加者は多かったみたいですが、ファイナルに残った6名のうち
なんと3名が韓国人でした。
頑張ってますね~。

ファイナルは、グラン・テアトルで、スイス・ロマンド管弦楽団の伴奏で行われ、
ラジオで生中継されていました。

ラジオ中継用に、司会者は3人。
メイン司会者はフランス語ですが、あとの2人はイタリア語とドイツ語を話します。
3ヶ国語でやるところは、さすがスイス!!


私は、コンクールを聴きに行くのは初めてで、
最初は、こっちの方が緊張してしまったのですけど、
ファイナルに残っている皆さんは、既にオペラの舞台やリサイタルの経験者で、
堂々と歌っていらっしゃいました。

ああ、予選のリサイタルも聴きに行けばよかったな~。
予選のリサイタルは20フランで聴けたのです。


1位は、ハンガリーのPolina Pasztircsàk(発音できません)でしたが、
素人が聴いても素晴らしかったのですよ。
特に、ヘンデルの「アルチーナ」のアリアは、彼女の透明な歌声にぴったりで、
清廉で神々しくさえありました~

当日会場に聴きに行っていた観客は、観客賞に1票を投じることができたのですが、
私も夫も彼女に投票。

そして、もちろん、観客賞は彼女に!
さらに彼女は、その他の特別賞も総なめにしたのでした~。



そして翌日。
審査員の1人であるエッダ・モーザーのマスタークラスも聴きに行きました。

エッダ・モーザーは、ドイツ出身のソプラノ歌手で、
もうかなりのお歳のようですが、しゃきっと美しい方でした。

私は全然知らなくて、彼女の歌声も聴いたことがなかったのですが、
レッスンでたまに見本を示される歌声は、今も十分に美しく、
特にピアニッシモが、ピアニッシモなのに声が見事に飛んでくるのに感動しました

並々ならぬ集中力で生徒の歌に聞き入り、
一音一音、歌詞の一語一語を非常に大切にしていて、ゆえに厳しく、
それでいてユーモアもあって、決して生徒を委縮させない。
説明も的確で分かりやすく、教えるのが本当に上手だと思いました。

素人の耳には既に十分上手な生徒の歌が、
エッダ・モーザーの注意を受けて、更に良くなるのを目撃すると、
本当に奥が深いな~と、改めて感じたのでした。

興味深かったのは、私が東京で習っていた声楽の先生の説明と
エッダ・モーザーの説明がとても似ていたこと。
私が習っていた先生も、発声や呼吸など目に見えない抽象的なことがらを、
具体的なイメージでとっても分かり易く説明してくださったのですが、
エッダ・モーザーの説明を聞いていると、それを思い出しました。

そして、超ド素人の私も、プロを目指している生徒さんたちも、
同じようなことを注意されていたのも不思議でした。
結局、基礎はどこまでいっても大切なことだってことですね


10時から始まったマスタークラス。
1時までの午前の部で帰るつもりだったのですが、
あまりにもおもしろかったので、1時間のランチ休憩をはさんで、
5時までみっちり聴きました

しばらくサボっていましたが、また歌いたくて仕方なくなったのは言うまでもありません。
家に帰って、CDをかけながら熱唱(?)しましたが、
マスタークラスで聴いていた歌声とのあまりの差にがっくりきました
ま、当然のことですがね・・・
こんなので、発表会でオペラのアリアなんかを歌っていたかと思うと、
今更ながら恥ずかしーーっ




マスタークラスの日の朝、コンセルヴァトワールの近くで。

コンセルヴァトワール02

コンセルヴァトワール03




ブログランキング参加中。ご協力ありがとうございます♪
↓           ↓
 にほんブログ村 海外生活ブログへ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kinakowanderer.blog91.fc2.com/tb.php/534-85b0708c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。