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ロミオとジュリエット


日曜日に、グラン・テアトルで、バレエ「ロミオとジュリエット」を観ました。


オペラは、舞台を観るのはもちろんですが、
メインは歌を聴くことにあるので、後ろの方の席でもいいのですが、
バレエは、なるべく前でみたいと思っています。
今回は、ラッキーにも、最前列の真ん中の席が取れました。
ダンサーの表情も見えるし、オーケストラの指揮者まで見えて、大満足~


バレエ「ロミオとジュリエット」は、今までにも何度か観たことがあります。


最初に観たのは、スウェーデンのヨーテボリで、
ヨーテボリ・オペラ座のバレエ団のもの。
これは、2~3回観ましたが、分かりやすくて親しみやすい演出でした。


そして、ロンドンで公演中だったキーロフバレエ団の超クラシックなものと
東京で観たモンテカルロ・バレエ団のモダンなもの。


今回観たグラン・テアトルのものは、今まで観たどの「ロミオとジュリエット」よりも
モダンで斬新なものでした。


まず、舞台も衣装も全てが徹底してミニマリズム。
舞台装置は無いに等しく、小道具もほとんど無し。
全一幕、1時間半の短いものに仕上がっていました。


最初、幕が上がったとき、一瞬違うものを観に来てしまったかと思いました。
「ロミオとジュリエット」というよりは、山海塾かなんかの舞踏の舞台みたいだったから・・・
今も、この最初のシーンは何を意味していたのか、よく分かりません


そして、いきなりロミオとジュリエットの葬儀のシーン(多分・・・)。
ロミオもジュリエットも既に死んでいるのです。


でも、この踊りがすごかった。
ロミオもジュリエットも、周りの人に支えられながら、
時には自分の足で立ち、踊っているのですが、
本当に死んでいるように見えるのです。
完全に周りの人たちに動かされているように見えます。


その後は、時系列に物語がすすんでいきますが、
ロミオとジュリエット、そしてマキューシオとティボルト以外は、
これと言った人物設定がありません。
なので、乳母もパリスもロレンスも出てこず、
その辺りのエピソードは省略されていました。


音楽はプロコフィエフのものなので馴染みがありますが、
これももちろんかなり省略されています。


そして、何よりも度肝を抜かれたのが、
ロミオとジュリエットが初めて結ばれるシーン。

な、な、なんと!
ロミオもジュリエットも、肌色のエラスティックのパンツ1枚の姿


そうです、ジュリエットもです。
つまり、上半身・・・


う~む、ダンサーも大変ですね。


それにしても、前回観たオペラ「サロメ」といい、
ジュネーブのグラン・テアトルはかなり大胆ですな・・・




いろんな意味で、従来のバレエ「ロミオとジュリエット」とは大きくかけ離れた舞台でしたが、
最後の墓場のシーンで、ジュリエットが死んでいる思い込んだロミオの悲しみの踊りが、
美しい音楽とともにぐっと胸に迫り来て、ホロリと涙してしまったのでした


飾りも派手な衣装も何もないからこそ、研ぎ澄まされた神経が、
真に音楽と踊りだけに集中した結果なのかもしれません。




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