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ジュネーブのオペラハウス「グラン・テアトル」に
オペラ「サロメ」を観に行ってきました。


昨日はとっても良いお天気だったのに、
今日は朝から大雪(と言っても、べちゃべちゃの雪)
出かけるのが億劫になりそうな天気でしたが、
私たちが出かけるころには雪もすっかり止んで、
かすかに青空も見えるほどになっていました。良かった~。


なんせ、昨日バックステージツアーに参加して、
急に思い立ってチケットを買ったので、
もうカテゴリー1と2しか残っていませんでした。
高いのでどうしよう~と迷ったのですが、
舞台のセットや楽屋、生首まで見たあとだったので、
思い切って大奮発(夫が)
オーケストラ席の後方ほぼ真ん中の良い席でした。


時間になってもなかなかオペラが始まらず、
おかしいな~と思っていると、係りの人が1人舞台に。
どうやら雪のためオケの人(か出演者?)が1人遅れているとのことで
30分遅れの開演となりました。




さて、オペラ「サロメ」について少し。
これは、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」を元に、
リヒャルト・シュトラウスが作った全1幕のオペラです。
上演時間約1時間40分の短いオペラ。


詳しいあらすじにご興味のある方はこちらが分かりやすいと思います。


グラン・テアトルで上演中の「サロメ」は、
現代風にアレンジされています。


例えば、エキセントリックな主役サロメの衣装はこんな感じ。
(昨日、楽屋で撮影)


サロメ




このオペラ、一言で言うと、退廃狂気のオペラです。


のっけから、半裸の女性が給仕するパーティーで、
客は酒に溺れるは、そこここでエロティックな行為は行われるはで、
舞台上は完全にデカダンス~。


母親の夫であるヘロデ王の命で踊りを踊るサロメは、
↑の黒い衣装を脱ぎ捨て、その奥に掛かっている
ベージュの薄いエラスティックのワンピース姿になります。


その上に黒い薄い袋状の布を被って踊るサロメ。
途中からはヘロデ王がその布の中に入り、絡まりあう2人。
ここまでしていいの?ってぐらいエロティックです。


踊りを踊った見返りに、サロメはヨハナーン(ヨカナーン)の首を要求します。


神の使いでもある預言者ヨハナーンを殺したことで恐れ慄く王や周りの人たちとは逆に
どんどん狂気の世界に入っていくサロメ。


サロメの、ときには裸のようにも見えるベージュの薄い衣装は、
ヨハナーンの生首を手に歌い踊るたびに血に染まっていきます


そして、その生首の口に接吻。
自らの口も血に染めて・・・。




いや~~、刺激的なオペラでした。


私の後ろの席に、まだ12~3歳ぐらいに見える子供が2人座っていたのですが、
こんな刺激の強いオペラを子供に見せていいのか、と、人事ながら心配してしまいました。


このオペラは全1幕なので、途中に休憩はなし。
始まってしばらくしてから終るまで、サロメは出ずっぱり。
しかもほとんど一人で歌いっぱなし。
本当にきつい役だと思いました。


王に命じられた踊りのあと、
柱の陰で給水しているのだなと思う場面が2~3回ありました。
昨日のバックステージツアーで、柱の後ろに隠した水を見ていなかったら、
絶対に気がつかなかっただろうと思います。
ちょっと嬉しかったです


このきつい役を見事に演じきったNicola Beller Carbone。
最後まで衰えることのなかった歌唱力と迫真の演技に喝采





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