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昨日に引き続き、今朝の新聞のトップ記事は、アワミ連盟のハシナ党首とBNPのカレダ・ジア党首。

この2大政党の党首、どちらも歴史に名を残す大物政治家の娘および妻なのです。

シェイク・ハシナは、1971年にパキスタンから独立を宣言したムジブル・ラーマンの娘。
当時ムジブル・ラーマン氏はアワミ連盟の党首だったのですが、独立後、経済の復興がうまく進まなかったりしてアワミ連盟政権への不満がつのり、軍の若手によって親族もろ共殺害されました。
シェイク・ハシナはたまたま国外にいてその難を逃れたそうです。

この混乱を鎮めたのが、ジアウル・ラーマン少将。
これが、カレダ・ジアの夫です。
ジアウル・ラーマンはBNP(バングラデシュ民族主義党)を創立し、その後しばらく軍事政権が続くことになります。
しかし、ジアウル・ラーマンも軍内部の対立から暗殺され、その後、妻であるカレダ・ジアが党首となったのです。

現暫定政府は、この大物党首2人を排除し、これまで続いた族支配を撤廃したいと考えているようです。
できれば穏便に、彼女たち自ら国外へ逃亡するよう仕向けているという噂もあります。
なので、ハシナ党首のアメリカ行きは、そういうことなのかと思っていた訳です。
一方のカレダ・ジア党首は、家族全員が亡命するのを条件に同意さえしていたらしい。

ところが、今日の新聞によると、ハシナは、今回の告訴に対峙するため、予定を早めてアメリカから帰国すると言っているらしい。
一部の話では、14日にも帰国の予定とか。

一方、カレダは、息子のタリク・ラーマンの逮捕で家族全員での亡命が不可能になったため、自分も国を離れるつもりはないと発表したとか。

ハシナ党首に対する告訴は、警察だけでなく、タリク・ラーマンの逮捕にも関与した特別捜査隊も捜査に乗り出すらしい。

一部の政治家の間では、今回のハシナ党首への告訴は、彼女がこのまま国外に留まるように仕向けるための一種の「脅し」であり、同時にカレダ党首にも、同じ運命を辿るぞというプレッシャーを与えている、と考えている人もいるようです。

暫定政府(あるいは軍か?)の斬新かつ大胆な政治改革は、一時はスムーズに進んでいるかに見えましたが、ここにきて雲行きが怪しくなってきました。
これで、ハシナとカレダが表立って現政府と対立するようなことになれば、たとえこの2人が逮捕されたとしても、それぞれの党の党員および支持者が黙ってはいないだろうし、国民の間にも現暫定政府に対する不信感が沸いてくる可能性もあります。
そうなると混乱は避けられないでしょうねぇ…。

タイも無血の軍事クーデターから半年。
最初は大喜びで迎えられた軍による暫定政府ですが、ここにきて国民の不満と不信が高まっているようです。
結局のところ、軍による暫定政府の政治には限界があるということでしょうね。

バングラデシュも、これまでのところは暫定政府のやり方に多くの人が好意的な見方を示しているようですが、総選挙まで投票者リストやIDカードの準備に18ヶ月かかると発表していますから、それだけの長い期間、国民の不満を受けずに続けていけるのかどうか。

さて、どうなりますことやら。


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