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なぜかあまり注目されていないのですが、バングラデシュは世界最貧国の一つです。

どれだけ貧しいのかを数字で表すとこうなります。
人口の約40%(6千万人ぐらい)は、国連の定めた最低生活水準(1日1ドル)以下で生活しています。
そのほとんど(85%ぐらい)は地方に住んでいるそうです。
更に、その貧困層の内の約半分は極貧に当たり、その人たちは1日30セントで暮らしているらしい。
1日30セントですよ!!
それを聞いた時、思わず涙が出ました。
日本からは信じられない世界です。

例えば地方の田舎で水害にあったりして家や仕事を失った人たちが、仕事を求めてダッカにやってきます。
なのでダッカの人口は増える一方。
ダッカは都会なので、工事現場の日雇い労働やリキシャ引きなどなんらかの仕事にありつける可能性があります。
うまくいけば工場で働けるかもしれません。そうすれば月給だってもらえます。
しかし、ダッカでの生活は決して楽ではありません。
現に、ダッカの人口(約1400万人)の約55%が最低生活水準の1日1ドル以下で生活しているという世界銀行の報告があります。

貧困層のバングラデシュ人と中流以上のバングラデシュ人は見た目ではっきりと分かります。
貧困層の人たちは背も低く痩せていて肌の色も黒い。
一方、中流以上の人たちは体格が良く太っている人が多い。そして肌の色も薄めです。
服装も違います。
女性はほとんど(99.9%ぐらい)の人がサロワカミューズやサリーを着ているのですが、その質は見た目にも明らかです。
もっとはっきりしているのは男性で、貧しい人たちは、シャツにルンギという男性の部屋着(腰巻のようなもの)を着ています。
中流以上の人たちは、家ではルンギを着ているそうですが、外ではシャツに普通のズボン、若者ならジーンズをはいています。もちろんスーツを着ている人もいます。

体格の違いはもちろん食べ物の違い。
これ程まではっきりと違いが現れるのにはびっくりします。
バングラデシュではお金があるのに痩せているということはあり得ないのです。
痩せ細ったリキシャ引きが、後ろに2人も3人もでっぷりと太った客を乗せて、汗をかきかき必死で立ち漕ぎ(サドルに腰掛けずに漕ぐ)している姿をよく見かけます。

一方肌の色の違いですが、これはもっと歴史的背景によるところが大きいようです。
私もまだはっきりと理解していないのですが、肌の色の濃い人たちはもともとの土着の人たち。そこへ、西からエリートの移民者が入ってきて国を支配するようになる。そのエリート集団の子孫(もちろん混血も多いと思います)が比較的肌の色の薄い人たちで、その人たちが今も上流階級を占めているのだろうと思われるのです。
(間違っていたらどなたか訂正お願いします。)
明らかに、リキシャ引きや工事現場などで働いている日雇い労働者、工場の労働者たちは肌の色が濃い褐色です。

物乞いも多いです。
一歩外に出ると、物乞いに会わずに済むことはありません。
大きな交差点などでは、信号や渋滞で止まっている車の窓をノックして歩いています。
子供もいれば、ぐったりした赤ちゃんを抱いた女性、片足がなかったり時には両腕がなかったりする重度の身体障害の人も多いです。
こういう物乞いの中には、仕事をしようと思えばできるのに安易に収入を得る方法として敢えて物乞いをしている人もいます。
また、特に子供などは、元締めの大人がいて、結局お金を巻き上げてしまうというのも聞いたことがあります。
赤ちゃんを連れている女性も同様で、抱いている赤ちゃんが借り物の場合もあるらしい。

物乞いの人たち全員にお金を上げる訳にはいきません。
と言っても、執拗に続けるノックを無視するのも勇気と忍耐力が要ります。
これが結構ストレスになって、出かけるのが嫌になることもあります。
そこで、私たちは少しまとまったお金(といっても200タカぐらい。約350円?)をドライバーに渡しています。彼はそれを小銭に両替し、物乞いが来た時に彼の判断で渡しています。
見ていると、物乞いするしか働けない重度の身体障害の人たちには必ずあげているようです。
赤ちゃんを連れている女性はあげる時とあげない時があるみたい。どういう基準なのかはわかりませんが。
子供だけの場合はあまりあげない。

あげるのはせいぜい2タカ(3~4円)です。
それで一体どれだけの足しになるのか、感覚が全然分からなくてドライバーに聞いてみたら、10タカでお米が半キロぐらい買えるそうです。
それなら、まあ日に何人かに2タカずつ恵んでもらえば、なんとか食べてはいけるのかもしれません。

お金をあげて良いことをしたと気持ちよくなる性格でもないし、お金をあげることはその場しのぎでしかないこともよく分かっているし、とは言っても、その人たちはその日を生きなければならないのだから、きれい事を言っている場合ではない。なんともやりきれない思いがいつも残ります。

先進国に暮らしていると普段目にすることの無いこういった現状を毎日目の当たりにして生活していると、いろいろと考えさせられます。

まとまりのない文章になってしまいました。
とても一度では書ききれないテーマなので、また気がついたことがあれば書きたいと思います。

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