上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.12.21 そして、当日
モ~~モ~~

普段は聞こえない牛の鳴き声で目が覚めた。

「もしや、これは!!」

うちの向かいの家は外国人が住んでいるので、
前の道路で屠殺が行われることはない。

が、とりあえず起き出して窓の外を見る。

すると、前の通りを2人の男が歩いていくのが見えた。
頭から白いものを被り、白いコートのような長い服。
そして手には、50センチ以上はあろうかという刀のようなナイフが…。

ひえ~~~っ


その姿は、あまりにも異様だ。

牛の鳴き声はまだ聞こえる。

そこで、夫と2人屋上に上がってみた。

裏手の通りに人が群がっているのが見えた。
牛を洗っているようだ。

きっとこれから殺すのね…。

しばらくして、何事かが始まったようなのだが、
幸か不幸か、うちの屋上からはちょうど木が邪魔になって見えない。

ふむ

今後イスラム教の国に滞在することがあるかどうか分からない。
一生に一度ぐらいは、こういうのを見ておくのも悪くないかもしれない。

そう夫と判断し、朝の散歩に出かけることにした。

さきほど屋上から見たところでは、2頭の牛がすでに息絶えていて、
数人の男が体を血に染めナイフ片手に解体していた。
大量の血が流れているはずだが、ホースで水を流しながら行っているので、
想像したほどのスプラッターではなかった。

次の通りを曲がると、マンションの住人が共同で行っているのか、
4頭の牛が犠牲にされていた。

ちょうど4頭目が殺されるところ。
横倒しになった牛の四肢をロープで縛り、頭と胴体を10人ほどの男が抑える。
そこへ白い服を着て頭にターバンを巻いた男が長い刀のようなナイフを持って現れた。

そして一気に牛の頚動脈を…
真っ赤な血がほとばしる。

きっとこの最初の一刀を入れるのは重要な役目なのだろう。
その後の解体作業には参加しない。
刀を手に歩いている姿を目にするのは、
頚動脈を専門に切って回っているのかもしれない。

家に戻る途中で、やはり長いナイフを持った男を見かけた。
白い衣装に返り血を浴び、手にナイフを持った姿で、
和やかに談笑している様子は、とても不思議な光景だった…

近所の溝には、真っ赤な水が流れていて、異臭がする。

おこぼれを狙ってか、カラスの大群が見下ろしているのも怖い…

決して気持ちの良いものじゃないが、
イスラム教の信者にとっては大切なセレモニーなのだろうし、
貴重なものを見たと思う。
もうこれ1回で充分だけど…


ブログランキング参加中。ご協力お願いします♪
↓           ↓
FC2ブログランキングバナー小 にほんブログ村 海外生活ブログへ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kinakowanderer.blog91.fc2.com/tb.php/181-a5b652dd
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。