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2007.09.29 断食の意味
ラマダンに入って半分が過ぎた。

うちは使用人は全員ヒンズー教徒だし、
身近に(敬虔な)イスラム教徒がいないので、
断食の様子を近くで観察することができないのだが、
だいたいこんな感じらしい。

まず、夜明け前に食事を済ます。

夜明けのお祈りの後は、日中は一切飲み食い禁止。
ただ、重労働者や妊婦などは許されているらしい。

暑いバングラデシュのような国だと、
日中水も飲めないというのはかなりきついだろう。

でも実はこっそり飲んでいる人もいるみたい

大通りからははずれた横道に、
ところどころ青いシートで覆われた
なんだか怪しげな屋台みたいなのがある。
中で人がごそごそ。
そういうところでこっそり飲んでいるのね

そして、日の入りのお祈りと共に
イフタルという軽食でその日の断食を破る。

それに間に合わせようと、夕方4時過ぎごろからは、
家路を急ぐ人で道路はごった返す

そして、日の入りのアザ-ンが響き渡る頃(今なら6時ちょっと前)になると、
道路は閑散としている。


さて、ではなぜ断食をするのか?

一般的には、

「飢えを感じて貧しい人に思いを寄せるため」

「極限状態を経験して忍耐力をつけるため」

などと言われることが多い。

確かに、ラマダンの時期は、いつもよりも施しをする人が増える。
またそれをあてにして、物乞いをする人も増える。

いつも物乞いが集まる交差点も、
田舎の村から出てきているのか、普段は見慣れない人もたくさん。
子供の数もいつもに増して多い。

それを見ながら、私は思う。

ラマダンの間、多くの人に施しをして、
それで徳を積んだと思えるものなのだろうか?

貧しい人に施しを与えても、
それは一時的な飢えを凌ぐことにしかならない。

本当に貧しい人に思いを寄せるなら、
貧困を撲滅する努力がもっとなされてもいいのじゃないか??


また、本当に忍耐力が養われているのだろうか?

どちらかというと、ラマダン中は日中空腹でイライラするのか、
けんかなどが増えるらしい。

それでなくても、なにかと興奮しやすいバングラの人たち。
コントロールがきかなくなることも多い。

例えば、強盗や泥棒などを見つけて、
犯人を捕まえに行った人たちが、
そのまま犯人を殴り殺してしまう事件が後を絶たない。

毎年、断食で鍛えても、あまり効果はないみたい…。


はて?

本当の断食の意味って、なんだろう?

もっと深い宗教的な意味?

あるいは、もっとお祭り的な行事??

ラマダン中は、就業時間も短くなるし、
毎日のイフタルだってお祭りみたいだし、
ラマダンが終われば盛大なイードのお祭りが待っている。

やっぱり「お祭り」なのかな~??


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