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世界中のメディアを賑わせているバングラデシュの水害だが、
更なる洪水をもたらす危険があった川の水位は徐々に下ってきているようだ。

水害にあった地域の水も引き始めていると言う。

当面の危機は去ったけど、大変なのはこれから。

被害にあった地域では、安全な飲み水が手に入らず、食料も不足している。
不衛生な環境から、下痢の症状を訴える患者が病院に溢れている。
コレラなどの流行の危険性もあるという。

洪水で家を失った人、家具などが使い物にならなくなった人。
水害にあった人のほとんどが貧しい人たち。
どうやって生活を立て直していくのだろう。
国はどこまで復興支援をするのだろう。


毎日のように水害のニュースを目にして、ふと湧いた素朴な疑問がある。

バングラデシュが洪水に見舞われるのはこれが初めてではない。
複数の大河のデルタに位置するバングラデシュでは、
何世紀にもわたって繰り返されてきた現象だろう。
その年によって被害の大小はあるものの、ほぼ毎年洪水は起こる。

なのに、なぜ毎年これだけの被害が出るのか?
防ぐ方法はないものか??


先日も書いた通り、バングラデシュで起こる水害の原因の大部分は
ヒマラヤから流れてくる水だ。
その量は半端でなく、下流のバングラデシュでの洪水を完全に防ぐことは難しいらしい。

また、昔から必ず洪水が起こる地域というのがあるらしいが、昨今の人口増加で、
住む場所を求めてそういった洪水危険地域にまで人が住むようになった。
そのため、田畑しかなかった頃なら作物が被害にあうだけで済んでいたのが、
現在では人間にまで被害が拡大しているのだ。

それでも、もっと被害を小さく抑えることは可能なはずだ。

専門家によると、適切な堤防を築くこと、川底をさらえ、
川を深くして流れをスムーズにすることによって、ある程度は防げるらしい。
専門家でなくても分かりそうな明快な手段…。

実際、ダッカ市でなぜ東部だけが浸水したかというと、
東側には堤防がなかったかららしい。

結局、こんな簡単な処置を国がおざなりにしてきた結果なんじゃないか。

堤防を造ることは、簡単だけど、もちろん一朝一夕にできることじゃない。
まず堤防を造るという決定を下すまでにかなりの時間を要しそうだな、この国は。
更にそれから予算をつけ、計画を立てて…。
苦手だよね、バングラデシュ…

→そうこうしているうちに次の年の洪水がくる。
→堤防はできていないから大きな被害が出る。
→復興に時間とお金がかかる。
→堤防を築く時間とお金が残っていない。
→次の洪水がくる。

悪循環だ~

しかも、その間に政権交代もある。
政治家は汚職によって私腹を肥やすことに忙しい。

そんなこんなで、何年も何年もほったらかしにされてきた結果だ。

最近の新聞にも、「Unprepared for a Predictable Disaster(予測可能な災害に対する準備不足)」
と題したカバーストーリーが掲載された。

バングラデシュの洪水は自然災害だけど、人災でもあるのじゃないかと思うのだ。


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