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2008.05.11 暴動
金曜日の夕方、1人の工科大学生が交通事故で亡くなった。

そのことに腹を立て、興奮した学生達が
バスに火をつけ、20台の車を壊すという暴動に出た。

その暴動は翌日の朝再び勃発。

数百人の学生に地域住民らも加わって、
鎮圧に出動した警官隊と衝突。

約3時間半にわたり、道路は封鎖。

警官は催涙ガスやゴム弾を発射。
一方の学生たちは、レンガを投げるなどして応戦。

今朝の新聞によると、警官26人を含む
少なくとも50人が怪我をしたのだとか。

記事はこちら


そういえば数日前にも学生の暴動が・・・。

それは別の大学だったのだが、
その大学の先生がバスの運転手と料金のことでもめたらしく、
その後学生達が道路に繰り出し交差点を占拠。
やはり車を壊したりの暴挙に出て、
道路は2時間ぐらい封鎖されたらしい・・・。


なんか物騒だな。



しかも、今朝の新聞には、これ以外にも3つの暴動が報じられている。

一つは、土地を不法に占拠していたと見られる人たちと
森林省の職員との間の衝突。
(記事はこちら。)

少なくとも20人の怪我人が出たらしい。


もう一つは、刑務所で
2つの囚人グループが衝突し、
看守2人を含む、少なくと50人が怪我。


どういう刑務所なんだ。


そしてもう一つは、チッタゴンの縫製工場で。
賃金の値上げと手当ての支払いを求めて工員らがデモ。

他の複数の工場にも飛び火して、
工場内の機械やオフィスを破壊したり、
車50台(!)を損傷させたりしたという。


縫製工場の工員によるデモや集会は、
ここのところしばしばいろんな所で勃発している。


非常事態宣言下では、デモや集会は禁止されている。

去年までは、かなり厳しく規制していたが、
今年に入ってから、デモや集会、暴動などの回数が増えてきたように思う。


しかも、暴動が起こるきっかけとなるでき事に対して、
暴動の規模がどうも大きすぎるような気がする。


米や油など食料品の値上がりなどで生活が苦しくなってきて、
政府への不満も徐々に高まりつつあるこの頃。

普段から溜まっていた不満やフラストレーションが
ほんの些細なでき事でも爆発してしまうのか。


一方で、デモや集会を以前ほど厳しく取り締まらないのは、
政府もそこのところを分かっていて、
時々発散させてやっているのか。

発散させないと、溜まりに溜まった不満が、
さらに大きな暴動へと発展して、
押さえきれなくなってしまう危険があるからか。



私の、考えすぎだろうか・・・。



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2008.04.22 命の軽さ
きょうの朝刊にあった記事


ある未亡人の女性が、自宅マンションで殺害された。

犯人は、ダッカの専門学校で英語を勉強している
女性の遠縁にあたる23歳の男。

この家の10歳の(!)家事使用人が現場を目撃し、
同じマンションで使用人として働く母親とその女主人に話し、
彼女らが警備員に通報。
犯人がマンションから逃げるところを捕まえた。

犯人自ら語ったところによると、
「おばさんに食事代として3~400タカ欲しいと言ったら、
断られた挙句、もうこれ以上金の無心をするなと言われ
カッとなって殺した。」

たかが3~400タカ(5~600円)で殺されたんじゃ
たまったもんじゃない。

もしかしたら、それまでに2人の間で確執があったのかもしれない。

でも、この未亡人は、遠縁の男の授業料も払ってあげていたらしいし、
「これ以上金の無心をするな」と言うぐらいだから、
いままでも散々お金を出してあげてきたんだろうなと想像できる。


殺された女性の亡くなったご主人はダッカ大学の教授だったらしいし、
本人も作家で、ダンモンディという地区のマンションに住み、
遠縁の若者の授業料まで払ってあげていたのだから、
それなりの裕福な人だったのだろう。

「富める者が貧しい者に施しをして当たり前」という考え方のあるこの国。
この若者も、裕福なおばさんに授業料を払ってもらって食事代までもらうのは
感謝するどころか、当たり前だと思っていたのかな~。
それで、「金をくれないとは何事か!」って、腹が立ったのか??

それで殺してしまうんだな~。


あまりにも命が安すぎないか?



同じように、
「えっ?それだけで人を殺してしまうの??」
と思う事件は、山のようにある。


例えば、この国でずっと問題になっている硫酸事件。
夫が妻に硫酸をかけて殺してしまうのだ。
命が助かっても、顔は焼け爛れ、
視力や聴力に障害が残ることもあるし、
精神的ショックも大きい。

理由は、結婚の時の持参金が少ない、とか
他に好きな女性ができたとか。

それが何故、殺してしまうほどの理由になるのか、
私には理解し難い。


店に泥棒が入って、通行人がその泥棒を捕まえたとき、
寄ってたかって、その犯人を殴り殺してしまうことも多い。

泥棒に入ったのはもちろん悪いが、
それで殺されてしまってはたまらない。

もし、誤解だったら??

恐ろしい。



車に乗っていて、リキシャや人にぶつかってしまったら、
止まらずに逃げろ!!と言われている。

なぜなら、止まったりしたら、
周りの人たちに引きずり出されて、
殴り殺されてしまうかもしれないから。



かなり安いお金で、人殺しを依頼することもできるらしい。

以前に新聞で見てとっても驚いたケースは、
500タカ(約800円)で子供が人殺しを引き受けた、というもの。

確か未遂で捕まったのだったけど、
500タカ程度で殺される人も、
500タカ程度でその後の人生が台無しになってしまった子供も、
とっても不幸だ。



毎日毎日起こる交通事故も、職場での事故も、
ちょっとした注意で防げるものがいっぱいある。


もう少し、命の尊さを考えてみる余裕はないのかな。



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2008.04.17 72と107
今朝の新聞で、びっくりした2つの数字。



びっくりその1:72時間

GMG(バングラデシュの民営航空会社)のフライトが
機械の故障のため、72時間の遅延、らしい。


え~っと、72時間って、遅延って言うんでしょうか?

まあ、もし週に1便しかないのであれば、一応遅延か・・・

乗客は、一応ダッカ市内のホテルをあてがわれたらしいが、
でも3日間も遅れたら、困るよね~。

今週月曜日の4時半発のドバイ行きフライトが、
今日の4時半出発予定とのこと。

本当に離陸したかどうかは知りません。



びっくりその2:107人

去年1年間に工事現場で死亡した労働者の数。

工事現場を見かけるたびに、「危ないな~」と思っていたけど、
これはすごい数じゃないですか?

3日に1人は死亡していることになります。


死因は、

感電(28人)、
高所からの落下(27人)
建物あるいは壁の倒壊(27人)
地面の崩壊(14人)
その他(11人)

これは統計なので、実際にはもっと多いかもしれません。

しかも、きっとこの何倍もの労働者が、
これらの事故で怪我をしているはず。

怪我がひどく、働けなくなった人も多いでしょう。

一体どれだけの家族が働き手を無くているのでしょう。

もちろんその家族に補償なんてないだろうし。

つまり、これらの工事現場の事故による被害者は、
実際には何千人にもなるのです。



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2008.04.14 Pahela Baishakh
今日はバングラデシュの元旦。

うちの辺りは、いつもの休日と変わらない静かな1日だったが、
ダウンタウンの方では、ロムナパークという大きな公園に、
たくさんの屋台が出たり、歌や踊り、お芝居などのアトラクションで、
早朝からたくさんの人々が集まってお祭り騒ぎになる。

ちょっと見てみたい気もしたが、
大勢のバングラ人が集まる中に入っていく勇気も気力もなく、
家でおとなしく過ごすことになった


ベンガル暦では、今日がボイシャク月の1日で、
今日から1415年が始まるらしい。

ところが、なぜ1415年なのか、
1415年前に何があったのか、
誰に聞いても分からないのである。

高学歴のベンガル人に聞いても、
ちゃんと説明できる人がいないのだ。


どうして???



ベンガル暦は、今から400年ほど前に始まったらしい。

当時のムガル帝国では、イスラム暦を採用していたが、
イスラム暦は太陰暦なので、農作物の収穫の時期と暦とが少しずつずれていく。
これでは、年貢を納めさせるのに都合が悪いというので、
ある皇帝がこの日を新年とするベンガル暦を作ったのだとか。


と、ここまで書いて、私はひらめいた!!


ベンガル暦は太陽暦なので、1年は365日である。
一方イスラム暦は1年が354日だから、
太陽暦とは1年に11日ずつずれていくことになる。

ベンガル暦が作られた当時は、イスラム暦を採用していたのに、
そのときから、太陽暦で計算し始めたとすると・・・。

つまり、ベンガル暦が生まれた400年とちょっと前から、
イスラム暦との誤差が出てきたんじゃないだろうか?

計算すると約14年の誤差がでるはずで、
イスラム暦では今1429年だから、
ベンガル暦が今日から1415年だというのと、
辻褄が合うと思うのだけど、どうでしょう??


この私の推測が正しいかどうかは全く分からない。

なぜ1415年なのか、ご存知の方どなたかいらっしゃいませんか~??



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2008.04.09 物価高騰
2週間ちょっとお預かりしたポカラですが、
昨日飼い主さんの元へ帰っていきました。

ポカラのベッドやハウスがあった場所が、
やけにガラ~ンとしている。

夜中に起こされることも、
散歩のために休日の朝早く起きる必要もなくなったけど、
やっぱり寂しいな~~


ポカラがいた間のブログは、
犬のブログみたいになってしまっていたので、
このあたりで、少しバングラデシュの話題を…。



「物が高くなった」
と、去年もよく聞いたが、
今年になって、状況は益々悪化しているらしい。

特にお米や食用油といった、
日常の主要食料品の値段が高騰しているらしい。

らしい、と言うのは、
新聞や使用人の話やらを見聞きして知ってはいるものの、
私たち外国人には、なかなか実態が見えないのだ。

去年の度重なる洪水や、サイクロンの被害で、
米の収穫が落ち込んだのだろうか。

でも、私たちが目にする限り、
お米やその他の食料品が特別少ないようには見えない。

それでも、お米の値段はどんどん上がっているらしいのだ。

お米が足りないという噂が流れ、
パニックになった人が買い占めたせいだとか、
買い占めて値上がりを待っている人がいるという噂も聞くが、
本当のところはよく分からない。

市場の値段の高騰を抑えるために、
軍の組織が低価格でお米などを売るBDRマーケットというのがある。

貧しい人たちは、そのBDRマーケットに並んで安いお米を買うのだが、
その列がどんどん長くなっているのだ。

先日の新聞では、BDRマーケットでお米を買うために、
炎天下の中、9時間も並ぶのだという記事が出ていた。

BDRマーケットで売られているお米は、
1キロ25~30タカらしい。

私たちにはなんでもない値段。

でも、国民の40%は1日1ドル以下で生活している。
1ドルは大体70タカ。

バングラデシュ人は、お米をとってもたくさん食べる。
1家族で1日1キロのお米を食べるのだ!!
主食であるということもあるけれど、
特に貧しい人たちは、ほとんどご飯とダル豆しか食べていないらしい。

つまり、1日の収入の半分はお米に消えるのである。

そういう風に考えると、
これは大変なことだと分かる。

生活が苦しくなると、それだけ国民の不満が高まる。

汚職撲滅に力を入れて、
最初は歓迎された暫定政府だが、
最近はどうも良く思わない人が増えてきているよう。

このまま物価高騰が続けば、
何かのきっかけで国民の不満が爆発しないとも限らない。

表面的には、のんびり平穏に見えるバングラデシュだが、
内に不発弾を抱えているのかもしれない。


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